Webプッシュ通知の購読にユーザーIDを付与することは、簡単かつ強力です。
ユーザーIDを付与すると、PUSHCODEのセグメンテーション機能やOne to One送信機能が利用できるようになります。これらの機能を利用することで、特定のユーザーやオーディエンスに向けてコンテンツを配信することができます。様々なユーザー層に合わせてコンテンツをカスタマイズすることで、より良いユーザー体験を提供し、コンバージョン率を飛躍的に高めることができます。
PushCode.init
関数にユーザーIDを追加することで、ユーザーが初めてWebプッシュ通知を購読する際に、ユーザーIDを設定することができます。以下のコードが参考になります。
PushCode.init({
domainToken: "domain token",
userid: "user ID"
});
PushCode.init
関数に含まれるパラメータの一覧は、こちらをご覧ください。
ユーザーIDが設定されていないユーザーがいる場合、将来的に手動で更新したくなるかもしれません。例えば、過去に購読いただいたユーザーが新しいアカウントを作成された際に、アカウントIDに合わせてユーザーIDを更新したい場合などが考えられます。また、同じユーザーがログインしていない状態でウェブサイトにアクセスした場合、Webプッシュ通知の購読に関連するIDを消去したくない場合もあります。ユーザーIDを手動で管理することで、細かくコントロールすることができます。
すでに購読しているユーザーについては、以下の機能を使ってユーザーIDを手動で更新することができます。
PushCode.changeUserid("NewUserID", true).then(function(noChange) {
if (noChange) {
console.log("User ID did not change");
// ユーザーIDが変更されなかった場合のコードをここに書きます
} else {
console.log("User ID updated");
// ユーザーIDが変更された場合のコードをここに書きます
}
}).catch(function(e) {
console.log("Resubscribe failure: " + e);
// エラーが発生した場合のコードをここに書きます
});
Webプッシュ通知の購読状況に応じて、ユーザーに異なる体験を提供したい場合があります。そういった場合には、ここで紹介する機能を利用します。
PUSHCODEでの購読チェックには2つの段階があります。1つ目の段階では、ユーザーがブラウザのネイティブ設定でドメインのWebプッシュ通知を許可しているか、それともブロックしているかをチェックします。2つ目の段階では、ユーザーがあなたのPUSHCODEアカウントからのWebプッシュ通知を購読しているかをチェックします。
以下の機能を利用すると、両方の状況を確認することができます。
PushCode.isRegistered()
この関数は、ブラウザーの設定で自分のドメインからのWebプッシュ通知が許可されている場合はtrue
を返します。ブロックされている場合はfalse
を返します。